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宮崎がRegina防衛。タッグはカラミネンスが奪回 WAVE 2024.2.4



2024年最初の後楽園ホール大会。年末に王座をRegina王座を獲得した宮崎有妃の初防衛戦の相手はZAN1で1位を獲得した梅咲遥。同じく年末にタッグ王者となったアルモニー(炎華&田中きずな)の初防衛戦の相手は、前王者組のカラミネンス(世羅りさ&SAKI)になった。

『Valentine wave 2024』
2024年2月4日 東京・後楽園ホール
観衆:432人
◆ジェネレーションwave〜2017年組vs2023年組の遺恨なき世代闘争〜 30分1本勝負
○青木いつ希&関口翔&高瀬みゆき(11分59秒 ダイビング・ボディ・プレス→体固め)ZONES&Chi Chi●&リアラ




◆ゴキゲンスクランブルwave 20分1本勝負
桜花由美&○櫻井裕子(11分59秒 ブレーンバスター・ホールド)米山香織●&チェリー



◆シークレットwave 15分1本勝負
○DASH・チサコ(8分30秒 ホルモン・スプラッシュ→片エビ固め)狐伯●



◆エリザベストライアングルwave 20分1本勝負
○渡辺智子(分秒 伊藤のダイビング・フットスタンプ→体固め)旧姓・広田さくら●
※伊藤薫



◆DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
[挑戦者組]SAKI&世羅りさ(5分49秒 羅紗鋏→片エビ固め)田中きずな&炎華[王者組]
※第33代王者組が初防衛に失敗。挑戦者組が第34代王者に。






試合後のコメント
SAKI「なんかセコンドのくだりとか聞いてないんだけど?」
世羅「完全に言い忘れてた」
SAKI「結果オーライだけど」
世羅「昨日思い出したのよ。セコンド用意しなきゃって。YoutubeでGAMIさんがメチャクチャすごいセコンド連れてきてくれるって言ってたんだけど、忘れてて。あんなヤツしかいなかったんだけど。まあキャリーくらいは使い道あるかなって」
そこにキャリーケースを手にした松本が乱入。
松本「私がきてくれて嬉しかったでしょ!」
世羅「キャリーがきたくらいにしか思わなかったよ! 私は正々堂々とやろうって約束をしたけど、G
AMIさんがこれはOKとしますと。世羅の試合はキャリーを使っていいよと。むしろ使えと言われたから。それはわかってほしい」
SAKI「それでテメーのキャリー使わないのズルくない?」
世羅「それは終わっちゃうから。誰のキャリーも犠牲になってないでしょ? 松本都のキャリーなら誰だっていいから。そしてCOLOR'Sとプロミネンスの合同興行で防衛戦やりましょう。松本都をどこかに縛り付けた状態で防衛戦やるので」

◆Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合 30分1本勝負
[王者]宮崎有妃(時間切れ引き分け)ZAN1優勝者・梅咲遥[挑戦者]
※第21代王者が初防衛に成功。







リング上のマイク
宮崎「わかるか? オマエらのアブノーマルな試合ってのは、私にとっては普通の試合。普通の試合
の方がアブノーマルなんだよ! 梅咲とはこの子のハタチのお祝いに蕨を押さえてワンマッチ興行を
やったのが3年前。その前から細々と、細々とはずかし固めの抗争を勝手にやってて。まさかこうや
って後楽園のメインでベルトを懸けて闘うことができたって、メチャクチャエモくないですか? こん
な細かいことにこだわり続けてきたけど、きっと私達の中ではストーリーがあったんだよ。会えない
時間が愛を育てるじゃないですか? 私たちはそうやって育ってきて、2024年2月4日! これがゴールじゃないよ。なぜ山を登るんですか? そこに山があるから。なぜ、はずかし固めするんですか? そこに梅咲遥がいるからだ!オマエがどんどん今後も上り続けようが、後ろを振り返れよ。ちゃんと後ろを振り返れよ。私がいるからな! 次はCATCH THE WAVE2024、優勝してまた闘おうよ」

宮崎「次期挑戦者なんですけど、私は別に勝ち続けようとか、長くベルトを持ち続けようとかじゃなく、もっと若い子にチャンスをあげて、メインのチャンピオンシップの重みをわかってほしくて、決めてきました。どうにかしたいとずっと思ってきました。櫻井裕子、オマエ上がってこい。清水と網倉がケガして、私の目にはSAKIちゃんしかCOLOR'Sを背負ってないんじゃないかと思ってます。もっとやらなきゃいけないんじゃないのか? 裕子。もっと頑張って上にいかなきゃいけないんじゃないのか? どう思いますか?いつまでもニコニコ試合してる裕子、それでいいんですか? 勝手に決めちゃいましたけど」

GAMI「ラスト1分ではずかし固めをしなければOKです」
宮崎「思い出しちゃったんです、やってないことに。私はキレイな試合とか望んでない。キャリアとか強さとかもいい。裕子が頑張ってこのベルト、腰に巻かなきゃいけないだろ。COLOR'Sは4人でCOLOR'Sなんだから。わかるよね? 3月の大阪、どうですか?」

GAMI「ラスト1分ではずかし固めをしなければ、3・17大阪でOKです」

宮崎「そうですよね、スイマセン。頑張れ裕子、このベルトの価値が上がるかはあなたの頑張りにかかってます。よろしくお願いします」

櫻井「よろしくお願いします!」

試合後のコメント:宮崎有妃


「気がついたら20分くらい経ってて、夢中になりすぎて。本当は序盤ではずかし固めやろうと思ってたんですけど、あんなギリギリにやってなかったことを思いつくなんて。でも、梅咲遥は18くらいからウチのwaveに参戦してくれてて、昔は女の子だったんですよ。高い声だけがウリの、若い女の子。それがプロフェッショナルレスラーにしっかりなってて、言うなればたった3年じゃないですか。責任とかいっぱい背負ってきたんだなとすごく思います。だからこそ、ZAN1で一番人気にもなるし、やっぱスゴイなって思いました。でもホントに、同じ30分でも体のこたえ具合が違うんで。勝てなかったけど、ベルトはしっかり防衛したんで、次は櫻井裕子。楽しみです。
(櫻井をなぜ指名したか?)リングで言った通り、今4人のウチ2人がケガして、COLOR'Sはメチ
ャクチャ、ピンチじゃないですか。私は櫻井裕子の試合を全部見てるわけでもないけど、COLOR'Sは
全部SAKIちゃんが背負ってる気がして。前は網倉を引き上げようと思ってて、打ったものをアイツ
は返してくれた。じゃあ櫻井、オマエはどうだっていう投げかけですね。大阪の試合を面白くするか
は、櫻井裕子。私はこのままでいきます。それで心が潰れないように、メインだっていうのを、チャ
ンピオンシップだっていうのをわかって、しっかり1人のプロレスラーとして向き合ってくれることを信じます」
Image by Olga Tutunaru

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