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12.4 マーベラス 永島千佳世がトーナメントを制しAAAW王座を20年ぶりに奪取



彩羽匠の負傷・王座返上により空位になっていたAAAWシングル王座の決定トーナメントは、ウナギ・サヤカの参戦でSNSを騒がせていて、注目を集めていた。しかし、そのウナギは時間切れ引き分けで失格。マーベラス所属選手が脱落していく中で、決勝に残ったのは、桃野と、フリー参戦しているベテランの永島。

永島は約20年ぶりの戴冠。「フリーになって結果が出ず弱気になり、もう無理かと思った時期もあったけど、続けていて良かった。なんか不思議なもんですね。若い子の勢いも凄いけど、私の人生、プロレスの懸けてるので。前回は、防衛できなかったので、今回は、防衛を重ねたい」と新王者としての抱負を語った。



また、第1試合で、8月の後楽園大会で行われる予定だった“師弟入れ替えマッチ”が実現。Mariaが長与からギブアップを奪う金星。試合後に長与が「もう一回やらせてください」と土下座して懇願すると「そこまで言うならやってやるよ」と、時期は未定ながら再戦が決定した。



8月の引退式を「長与さん、ちゃんと骨を拾ってください」と5カウントゴングで終えたKAORUの“残り”5カウントゴングを鳴らすセレモニーも行われた。最後に、長与がKAORUにスリーカウント取らせるパフォーマンスで、愛弟子の最後を見送った。



『Marvelousプロレス 後楽園ホール大会』

2022年12月4日 東京・後楽園ホール

観衆未発表


試合結果

◆I’m back600 10分1本勝負

Maria○&堀田祐美子(9分18秒 三角絞め→ギブアップ)●長与千種&川畑梨瑚








◆10分1本勝負

○がばいじいちゃん(7分5秒 スモールパッケージ・ホールド)井坂レオ●




◆AAAWシングル王者決定トーナメント1回戦 10分1本勝負

○桃野美桜(1分43秒 JKボム)宝山愛●




◆同トーナメント1回戦 10分1本勝負

○クイーン・アミナタ(4分43秒 ランニング・シュバイン→エビ固め)Maria●




◆同トーナメント1回戦 10分1本勝負

△ウナギ・サヤカ(時間切れ引き分け)渡辺智子△

※トーナメント規定により両者失格




◆同トーナメント1回戦 10分1本勝負

○門倉凛(4分8秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド)川畑梨瑚●





◆同トーナメント1回戦 10分1本勝負

○永島千佳世(8分7秒 腕固め)まなせゆうな●




◆同トーナメント2回戦・10分1本勝負

○桃野美桜(6分27秒 十字架固め)クイーン・アミナタ●



◆同トーナメント準決勝・10分1本勝負

○永島千佳世(8分16秒 フィッシャーマン・バスター→エビ固め)門倉凛●




◆同トーナメント決勝戦・30分1本勝負

○永島千佳世(10分38秒 フィッシャーマン・バスター→エビ固め)桃野美桜●

※永島が第16代王者となる。






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Image by Olga Tutunaru

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