第5回となった「NEW BLOOD」。今回は、天咲が欠場となったが、初参戦が3人。毎回、本大会とは異なるカラーが導入されており、ある意味“実験場”的な色合いもある。
大会前に小川PDから“主役級”と評された月山は、今回もエクトプラズムに散る。「お前と一緒に闘いたいパートナーがいる。その名は中野たむ」と同ユニットの白川を尻目に次回パートナーに中野を指名した。対するラム会長は、「毎回セコンドにきてくれている尾﨑妹加と組む」と自身が所属するユニットREBEL&ENEMYのメンバーを指名した。
記者会見で火花を散らした桜井と初参戦のちゃんよただったが、試合に敗れたちゃんよたが謙虚に「次はタッグを組んでください」と要望。
前回大会で、椅子攻撃で反則をとられた梅咲が「KARMA」として登場。ヒール・キャラを演じた。
メインは、NEW BLOODとしては初めてタイトルマッチが組まれた。シングル王座初挑戦の壮麗が、見事、羽南を下し、初戴冠を成し遂げた。
2022年10月19日 東京・新宿住友ホール
観衆:418人
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負
○向後桃(9分55秒 ネクターピーチ)rhythm●
◆タッグマッチ 15分1本勝負
杏ちゃむ&○鈴季すず(7分52秒 テキーラショット→エビ固め)レディ・C&●妃南
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
LINDA&○ラム会長&吏南(11分18秒 怨霊クラッチ)水森由菜&月山和香●&白川未奈
◆シングルマッチ 15分1本勝負
○桜井まい(10分16秒 マイパンロール)ちゃんよた●
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○KARMA&スターライト・キッド&琉悪夏(13分50秒 スリーパーホールド)ななみ●&稲葉ともか&MIRAI
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
[挑戦者]○壮麗亜美(12分3秒 雷の如く→片エビ固め)羽南●[王者]
※第8代王者の羽南が11度目の防衛に失敗。壮麗亜美が第9代王者となる
壮麗亜美 「第9代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオンになりました!あぁ……ベルトを初めて獲ったので、こんな気持ち初めてです。ホントに、ホンットに嬉しい……。羽南が10度も防衛して、ずっとずっと大事に守り抜いてきたこのベルト、今度は私がしっかり守り抜きたいと思います。私はフューチャーを獲ったからといって、他のベルトに挑戦しないってわけではありません。過去、林下詩美がフューチャーを巻きながら4冠王になったように、私もそれを目指していきます。本当に、ありがとうございました!」
――これからどんなチャンピオン像、どのようなベルトにしていきたいか 「ベルトを巻いたからには、『このチャンピオンに勝ったんだ!スゲー!』って思われるような、もしベルトを獲られるときに。そういったチャンピオンになりたいです。もちろん守り抜きますけど」
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