2023年9月以来のCMLLレディースリング大会。今回はメキシコ観光とコラボし、メキシコ留学の権利を得られる初代メキシコ観光のベルトを新設。田中きずな、炎華、神姫楽ミサ、柳川澄樺、ZONESというWAVE、JTO、エボリューション(Evo女)の各団体の若手がその権利を競い合った。
メキシコからは、ジュビア&ハロチータのCMLLナショナル女子タッグ王者コンビとジュビアの娘TABATAが参戦。新日本プロレスのファンタスティカマニアと時期が重なり、CMLLのサルバドール・ルテロ社長も在日、この大会に立ち会った。
メキシコ観光ベルト&メキシコ留学権争奪戦は5WAYのイリミネーション、オーバー・ザ・トップロープのルールが採用された。まず、パワーに勝るZONESが全員から狙われ脱落。タッグパートナーでもある炎華を場外に飛ばした田中が炎華に謝る隙をついた神姫楽が丸め込む。残ったのは神姫楽と柳川だったが、最後は柳川が得意のジャパニーズレッグクラッチを決めれ勝利。メキシコ観光のベルトとメキシコ留学の権利を勝ちとった。
メインはCMLLナショナル女子タッグ王者コンビのジュビア&ハロチータが、ウナギ・サヤカと駿河メイを迎えうった。駿河は2022年にメキシコ遠征の実績があり、ルチャ・リブレとは馴染みがあるが、ウナギは初体験。アメリカでKITSUNE王座を獲得し、参戦エリアを拡大しているウナギの新しいターゲットがメキシコになったわけだ。
試合は、現役王者コンビが勝利したが、ウナギがCMLLのサルバドール・ルテロ社長を見つけメキシコ行きをアピール。神姫楽もそこに便乗し懇願。 ルテロ社長は「10月にメキシコでグランプリが行われます。そこで改めてジュビアとハロチータと対戦する機会があるでしょう」と返答した。
CMLL×レディースリング×メキシコ観光〜LUCHA FIESTA〜
2024年2月25日 東京・新木場11stRING
観衆:280人(超満員札止め)
◆タッグマッチ 15分1本勝負
○バニー及川&Chi Chi(10分58秒 魔神風車固め)rhythm&七星●
◆タッグマッチ 15分1本勝負
△SAKI&櫻井裕子(15分時間切れ引き分け)真琴&杏ちゃむ△
◆オフィスラディ・プレゼンツ〜マノ・ア・マノ15分1本勝負
○狐伯(7分43秒 レフェリーストップ)TABATA●
※TABATAがラ・ケブラーダの際に負傷、試合続行不可能となる。
◆メキシコ観光ベルト&メキシコ留学権争奪 5WAY 時間無制限イリミネーション
○田中きずなvs炎華vs神姫楽ミサvs柳川澄樺vsZONES
○全員(3分59秒 体固め)ZONES●
○田中(9分15秒 オーバーザトップロープ)炎華●
○神姫楽(9分20秒 ミサロールII)田中●
○柳川(12分30秒 回転足折り固め)神姫楽●
※勝ち残りの柳川が初代メキシコ観光王者となる。
◆アルファジャパンプロモーション・プレゼンツ〜タッグマッチ 時間無制限3本勝負
ジュビア&ハロチータ(2−1)ウナギ・サヤカ&駿河メイ
①○ハロチータ(8分40秒 ジャックナイフ式エビ固め)ウナギ●
②○駿河(2分14秒 メイ・プラモデル)ハロチータ●
③○ジュビア(6分32秒 ムタロック)ウナギ●
CMLLサルバドール・ルテロ社長のコメント
「面白い、大成功だったと私は感じております。特に、この二つの異なるタレントを持った日本とメキシコという異なるそれぞれの国籍の異なるレスラーたちが一つの目標に向かって立ち向かうやり方は非常に私にとっては素敵な経験になったと思っております。
今回はハロチータとジュビアが日本にやってきて、非常に高いモチベーションを持って、来日しております。この中で、日本人の選手と一緒に戦うことで、それぞれがまた新しい道というか、新しいカギを組み合わせていって、本当に素晴らしい機会になっていく。さらには大きな発展を遂げていくということを感じております。
メキシコに日本人のレスラーがやってくるというのは、非常に重要なことだと思っています。また逆もしかりです。メキシコの選手が日本にやってきて一緒にこのルチャリブレを盛り上げていく。この二つの異なる文化が重なる時に、そこに大きなた発展があるというと思っております。
改めましてメキシコ観光、レディースリング、この大会運営に関わってくださった皆様に改めて感謝を申し上げたいと思います。非常に大切な、そして素晴らしい機会になりました。ありがとうございます」
エキシビション
3月10日に学生プロレスを引退する慶應義塾大学のサークル「プロレス研究会」所属の無村架純が第0試合でフレディ・クルーガーを相手にエキシビションマッチが行った。
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