7周年を迎えた記念興行はジェンヌのデビュー、谷ももの関西移転前ラストなど、人生の区切りとなる動きがあった。
タッグ王座はレッドソウルが堅実に防衛。
PURE-J認定無差別王座は世羅りさが勝利。1年8カ月ベルトを守ってきた中森華子が王座転落。初防衛戦の相手は久令愛に決定した(8/25板橋)。
『レインボーマウンテン2024~PURE-J 7th Anniversary』
2024年8月11日 東京・後楽園ホール
観衆:605人
◆ジェンヌデビュー戦 15分1本勝負
○大空ちえ(7分40秒 ロールスルークラッチ)ジェンヌ●
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
KAZUKI&ライディーン鋼&○谷もも&チェリー(14分29秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め)チェスカ●&春日萌花&SAKI&炎華
◆タッグマッチ・20分1本勝負
中島安里紗○&藤本つかさ(13分43秒 ドラゴン・スープレックス→体固め)AKARI&●久令愛
◆デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
[王者組]○Leon&高瀬みゆき(16分53秒 マロマ・デ・レオン)真琴&小林香萌●[挑戦者組]
※第35代王者組が2度目の防衛に成功。
◆PURE-J認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
[挑戦者]○世羅りさ(16分41秒 羅紗鋏→片エビ固め)中森華子●[王者]
※中森が8度目の防衛に失敗、世羅が第14代王者となる。
試合後のコメント:世羅りさ
「いやあ、取っちゃったねえ。取っちゃったよ。このベルト。中森華子から取ってやったよ。ワシにとってはかなりの正当な勝ちなんで。これは価値のある勝ちってヤツですね。取ったあと全員出てきすぎだろ、毎回毎回! 次の対戦相手、久令愛? アイツのことはずっとナマイキだし、髪の色もかぶってるし。コテンパンにして初防衛させてもらおうじゃん。久令愛ごときに相棒(竹刀)を使う気もないんで、やってやるよ。8月25日、ベルトを懸けて楽しみましょう」
試合後のコメント:中森華子
「ホントに悔しい気持ちでいっぱいです。でも、負けたのは確かだし、この負けはしっかり認めようと。2冠チャンピオンでコンディションもよかったし、今までで一番強いのは確かなのに。世羅へのリベンジもあきらめないし、1年8カ月無差別を巻いてて、まだまだ先を考えてたので。明後日ディアナでタッグの防衛戦、また世羅と当たるんで。キッチリ勝ちたいと思います。去年12月にやってこうなることはわかってますけど、どうなっても勝てるって自信があったので。考えてきたんだなって。負けを認めないと強くならないんで。私は次のリベンジに燃えてるし、次、久令愛が挑戦しにいくとか言ってましたけど、8年目に入って(最後)締めたのは私。ベルトはなくとも私はPURE-Jの顔としてやっていく、それだけです」
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